やっぱり、走るのが好き!

『変形性膝関節症』って何?『高位脛骨骨切り術』って何? 膝の痛みに“おさらば”して、再び走ることを目指す“シニアランナー”のブログです。同じお悩みをお持ちの方の参考になればうれしいです。

高位脛骨骨切り術 – 2回目の筋力測定

2020年5月下旬に『高位脛骨骨切り術』を受けて、術後6カ月と2週間ほどが過ぎました。

 

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通院の日

一昨日は定期診察の日でした。

今回の診察では、レントゲン検査と太もも(大腿四頭筋)の筋力測定をしました。

二か月前に受けた太ももの筋力測定では、右が体重の79%、左が体重の50%の筋力でした。普通の生活では70~80%、スポーツをするなら80%以上が必要ですが、ちょっと残念な結果に終わりました。

さてさて、今回はどうでしょうか。

 

筋力測定

太ももの筋力測定は片足ずつ行います。

筋力測定機の椅子に座って、右足のすねの部分にパッドをあてます。すねに当てるパッドは動かないようになっていて、パッドを上に蹴り上げるように力を入れます。5~6秒くらい頑張って力を振り絞ります。

右足の次は手術した左足も同様にして測定します。

結果は、右が体重の85%、左が体重の63%でした。体重が48kgとすると、右41kg、左30kgの力です。

前回と比較すると、右足は6%アップ(79%→85%)、左足は13%アップ(50%→63%)でした。2カ月でこの成績はどうなのでしょうか?とりあえずアップしたので良いことにしましょう。

 

レントゲン検査

レントゲンの画像を見ると、人工骨の部分はまだ1/3くらいは白っぽくなっていて、自分の骨に吸収されていないのがわかりました。ただ、結果については特に問題なしで、無理のない程度に走っても良いということでした。無理のない程度というのが、難しいところですが。

 

リハビリ

診察の後は、リハビリです。

まずは理学療法士さんに太ももの筋肉の状態と動きをチェックしてもらいます。片足立ちで膝の曲げ伸ばしをして、左右の違いを見ます。前よりはぐらつきが少なくなっていますが、膝の曲げ伸ばしの時にはまだ膝が内側に入ってしまうようです。

 

前回に引き続き、膝が内側に入らないようにするための筋トレを行います。

①お尻の横の筋トレ

横向きに寝ます。その状態で膝を90度曲げ、踵はつけたまま上になった足の膝を開いていきます。限界まで開いたら、更に2~3秒開くように頑張ります。下すときはゆっくりと膝を閉じていきます。これを5分間続けます。

②ランジ

足を前後に開き、上体をまっすぐ起こしたまま両膝を90度まで曲げていきますが、そのとき前足の膝は外側に押すようなイメージで曲げていきます。また関節から膝を外に向ける感じです。

壁際に立って、膝の外側にタオルをあてて、その膝で壁を押すようにしてランジを行うトレーニング法を教えてもらいました。

 

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ランジ

 

レーニングの後に膝の内側に痛みが出ることがあるのですが、膝が内側に入ってしまうのが原因のようです。筋力をつけることは必要ですが、体をどう動かすか(フォーム)も重要になってくるのですね。

 

今後のトレーニングについて

ランニングについては、今までジムの「反重力トレッドミルAlterG」で走っていましたが、少しずつ外で走るようにしていきたいと思います。

今のところ、膝の痛みが気になって1キロ8分のゆっくりペースですが、少しずつペースもアップできたら良いなと思います。

そして、次回の筋力測定で良い結果が出るように、筋トレにも励みます。