やっぱり、走るのが好き!

『変形性膝関節症』って何?『高位脛骨骨切り術』って何? 膝の痛みに“おさらば”して、再び走ることを目指す“シニアランナー”のブログです。同じお悩みをお持ちの方の参考になればうれしいです。

「反重力トレッドミルAlterG」で走ってみたら、その気になってきた

膝の手術から5カ月が過ぎました。

先月までは膝に負担がかかるような運動すると、膝が腫れたり水が溜まったりしていましたが、最近はそういうことも少なくなってきました。膝が腫れぼったくなっても、次の日には治まっています。

膝の調子も良くなってきたので、ジムにある「反重力トレッドミルAlterG」で走ってみることにしました。 

 

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反重力トレッドミルAlterG

AlterGは体重を軽くして走ることのできるランニングマシンです。簡単に言えば、大きな風船の中に下半身だけ入れて、体を少し浮かして走るような感じです。空気圧を調整して、体重の20%まで軽くして走ることができます。

プールでの運動も膝にかかる負荷を軽減できますが、水の抵抗があってランニングというよりはどちらかというと筋トレになってしまいます。それに比べてAlterGは空気圧を利用しているので抵抗などはなく、いつものランニングフォームで走ることができます。

AlterGで走る準備

AlterGで走るには、ちょっとした準備が必要です。

まず、5分丈のスパッツのような装具をつけます。そのスパッツのウエスト周りには山高帽子のように“つば”がついていて、その“つば”に沿うようにぐるりと一周ファスナーがついています。

スパッツにはSS~XXLとサイズがいろいろあります。サイズが大きすぎると空気漏れをおこすので、自分の体に合ったサイズを選びます。

スパッツを装着したら、AlterGに乗り込み、自分が走りやすいように装置の高さを合わせます。ランニングマシンの透明なカバーにもファスナーがついていて、それをスパッツのファスナーと合わせます。空気が漏れないように完全にファスナーを閉めます。 

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AlterG

AlterGで走ってみる

スタートボタンを押すとカバーの中に空気が入っていきます。体重に対しての空気圧をチェックする間、少しの間じっとしています。チェックが終わったら、負荷や速度を自分で調整して走り始めます。

今回は、負荷を体重の70%、速度を1キロ8分(時速7.5Km)に設定します。速歩きだと少し速いペースですが、ランニングにはゆっくりペースです。久しぶりのランニングなので、走り方を忘れてしまった感じで、走り始めに少し足がもたついてしまいました。

膝に痛みが出たらその時点でランニングは中止にしようと恐る恐る走り始めましたが、膝の痛みは感じませんでした。最初の5分で少しランニングの感が戻り、10分を過ぎるころには、もう少し速度を上げたくなるほど快適でした。そのまま気持ちよく走って、15分過ぎたところで終了です。

もっと走りたかったのですが、焦らず膝の調子を見ながら少しずつ強度を上げることにします。

 

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その気になってきた

体重の70%の負荷でゆっくり走りましたが、走った後の気分はやっぱり爽快です。

何とか走ることができるのがわかって、屋外で風を切って走れる日がますます待ち遠しくなりました。