やっぱり、走るのが好き!

『変形性膝関節症』って何?『高位脛骨骨切り術』って何? 膝の痛みに“おさらば”して、再び走ることを目指す“シニアランナー”のブログです。同じお悩みをお持ちの方の参考になればうれしいです。

高位脛骨骨切り術 -退院3カ月目

『高位脛骨骨切り術』を受けて、2020年6月下旬(手術後4週間)に退院しました。

退院3カ月目(9月)の様子です。 

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9月1週目

1日からジムに通い始めました。筋トレ再開です。

筋トレと言ってもマシンを使って軽く体を動かす程度から始めます。

4日にはピラティスのパーソナルレッスンを受けました。

骨切り術を受けて左足がO脚からX脚の向きになり、何となくぎこちない歩き方をしているなと自分でも感じていました。力のかかる方向が変わったので、左右のバランスが悪くなっています。

ピラティスでは膝に負担をかけないように、左右の傾き、前後の傾き、体全体のバランスを整えていきます。

ピラティスが終わると、ぎこちない歩き方が少し改善され、歩くのが楽になります。

これからは、週2~3回の筋トレと、週1回のピラティスを受けて、ランニングに向けて少しずつ体を鍛えていきます。

 

9月2週目

8日は外来診察、リハビリです。レントゲンの結果は良好でした。人工骨の1/3程度がくっついてきているようで、レントゲンではその部分がもやもやした感じに写っていました。

担当医から「軽めのジョギングなら良いでしょう」というお許しが出ました。

リハビリでは、7mくらいの長さのマットの上を試しに軽く走ってみました。いい感じです。

アクセラス(超音波骨折治療器)のレンタル期限が来ましたが、延長になりました。膝のXマークが消えないように、マジックで印をつける日々も続きます。 

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アクセラ

 

ジムでの筋トレは軽めで物足りない感じですが、続けています。

2回目のピラティスのパーソナルレッスンで、肩甲骨周りの左右差を指摘されました。

肘を90度曲げて後ろに引いたとき、右腕が真後ろに引けず斜めになってしまします。これも歩くときにバランスが悪くなる原因の一つのようです。肩甲骨周りを整える筋肉を動かして、刺激を入れていきます。地味な動きでしたが、次の日は軽い筋肉痛になりました。

 

9月3週目

ジョギングはまだ再開していませんでしたが、筋トレとピラティスをまじめに続けています。そのせいか、寝返りした時の痛みが少なくなってきました。階段の昇り降りも普通にできるようになり、スラックスをはくのも楽になってきました。

健常であれば、横断歩道の信号が点滅になったときは、速足になったり小走りしたりして渡ることができます。手術後はそれができませんでした。

渡り切れそうにないと思ったときは、次の青信号まで待たなければならず、もどかしい思いをしていました。

「軽くなら走っても良い」と担当医からのお許しも出たので、これからはそんな場面も減ってくるでしょう。

 

9月4週目

少しずつ動きが活発になったせいか、膝が少し腫れて痛みが出てきました。嫌な予感がします。

23日は外来診察、リハビリです。予想通り、膝に水が溜まっていたので、水を抜いて炎症止めのステロイド剤(デキサート注射液)を注射しました。リハビリは中止、ジョギングも禁止となりました。

通常は、膝の水を抜くと楽になるのですが、今回は2~3日でまた腫れて痛みが出てきました。シップをすると少し楽になります。診察は2週間毎なので、もう少しこのままシップで我慢します。

普通に走れるのはいつの日になるのでしょうか・・。