高位脛骨骨切り術 -入院と手術と(その11)
膝専門の整形外科病院で、『高位脛骨骨切り術』の手術を受けることを決めました。
入院、手術、リハビリなど、病院での経過(その11)です。
今回は、手術後4日目、5日目の様子、です。
手術後4日目
昨夜38度まで熱が上がり、夜中に看護師さんが氷を持ってきてくれました。ペットボトルのような容器に水を入れ、凍らせたものです。それを両足の付け根に当てて冷やしました。
朝になってもあまり熱が下がらず、体がとてもだるく感じました。胃の調子も相変わらずで良くなりません。
熱があるため今日の食事はベッドでとることになりました。
朝食後、看護師さんが氷枕と両足の付け根に当てる氷を持ってきてくれました。冷やすととても楽になります。
冷たい水が飲みたくなって、こんな時付き添いがいれば楽ができるのに・・とコロナを恨みつつ、自分で自動販売機まで水を買いに行きました。ベッドから車椅子に乗り移ることには慣れてきましたが、熱もあるし、食事もあまりとっていないので、立ち上がるとふらふらします。
そして、熱があっても、CPM(持続的関節他動訓練器)のリハビリと、アクセラス(超音波骨折治療器)の治療は行います。今日のCPMは90度でした。
そういえば、手術後は胃の調子が悪く、食欲もなかったせいかずっと便秘でしたが、今日やっと便通がありました。かなり水っぽい感じでした。看護師さんに聞いたところ、抗生剤の影響で下痢の症状が出るのだそうです。
手術後5日目
熱が37度台まで下がりました。
今日はシャワーの日でしたが、まだ熱があるので洗面所でシャンプーだけすることにしました。その後はベッドで体を拭いて、着替えて、洗濯です。
食事は昼食から普通食にしてもらい、やっと茶碗半分くらい食べられるようになりました。
今日のCPMは95度で、少しずつ曲がる角度が大きくなっています。
また、手術後ずっと冷却装置で膝を冷やしていましたが、今日からそれが氷のうに変わりました。
そして、明日、手術後のケアをする今いる病棟からリハビリ病棟に移動することになりました。移動に備え、その準備をします。足の痛みに耐えながら、持ってきたスーツケースに荷物を詰めていきます。
明日からは、新しい病室で、新しいリハビリ生活が待っています。