高位脛骨骨切り術 -リハビリ、そして退院(その4)
『高位脛骨骨切り術』手術の後、リハビリ病棟でのリハビリと、退院までの経過(その4)です。
今回は、手術後2週目(9日目~10日目)の様子、です。
手術後9日目(2020年6月上旬)
相変わらず熱は37度。便はゆるゆるです。
膝の痛みは、だいぶ楽になってきました。動かなければ、ですが。
回診で、傷を止めている白いテープをはがし、新しいテープに貼り替えました。
そして、その上をガーゼで覆ってばんそうこうで止め、包帯を巻きます。
傷口をホチキスのようなもので止めた場合は抜鉤(ばっこう)をしますが、私の場合は吸収される糸で縫合されているので、テープの貼り替えのみでした。
傷のテープを張り替えたので、今日はシャワーとアクセラスはお休みです。
CPMは120度になりました。
リハビリは、昨日のメニューに加えて、お尻の横の筋トレが加わりました。横向きに寝て、上になった足を斜め後ろに上げる、地味ですが結構きつい筋トレです。
手術後10日目
熱は36.9度。やっと36度台になりました。便は下痢状から軟便になりました。
体調が少し良い方向に向かっています。膝の腫れはほんの少し良くなってきました。
回診で、包帯とガーゼがとれ、白いテープのみになりました。
包帯がとれてみると、膝の裏から踵にかけて、黒あざができているのに気が付きました。
黄色く変色しているところもあるので、手術直後はもっと酷い状態だったのでしょう。
ふくらはぎやスネをさわると、足が痺れたときに触っているような鈍い感覚です。
CPMは120度。これからはずっと120度です。
リハビリは昨日と同じ、膝と足首の曲げ伸ばしと、太ももの前、お尻の横の筋トレです。
リハビリの時はもちろん、寝るときも、「弾性着圧ソックス」ははいたままです。
ベッドにいるときは、「フットポンプ」を装着します。
「弾性着圧ソックス」をはいていると、むず痒いいような感じがして煩わしくなってきます。
「フットポンプ」の空気を送り出す音は、夜になるとうるさく感じます。
痛みが楽になってきているので、こんな事を感じる余裕が出てきたようです。