やっぱり、走るのが好き!

『変形性膝関節症』って何?『高位脛骨骨切り術』って何? 膝の痛みに“おさらば”して、再び走ることを目指す“シニアランナー”のブログです。同じお悩みをお持ちの方の参考になればうれしいです。

高位脛骨骨切り術 -入院と手術と(その8)

膝専門の整形外科病院で、『高位脛骨骨切り術』の手術を受けることを決めました。

入院、手術、リハビリなど、病院での経過(その8)です。

今回は、手術後2日目午前(手術の次の日)の様子、です。

 

手術後2日目午前

6:00 起床、検温、採血、抗生物質の点滴。

昨夜は痛みで一晩中まどろみの中でした。熱は7度台で、微熱があります。

朝は傷の痛みより胃の痛みのほうが勝っている感じがします。

 

7:30 朝食。

通常、食事のときは食堂に行きますが、今はまだいろいろな管に繋がれているので、ベッドから離れることができません。看護師さんがベッドまで朝食を運んできてくれました。ただ、胃の痛みでほとんど食べることができませんでした。

内服薬として、痛み止めの「カロナール」が処方されました。これを毎食後に飲みます。

 

8:30 回診。

回診の前に看護師さんが包帯をほどいて、手術部位を見えやすくしておきます。

ちらっと見た感じでは、足は腫れていて、少し赤みを帯びているようでした。

回診で担当の先生が来て、背中の痛み止めを入れる管と、左膝の排液管(ドレーン)を抜いて、消毒をしました。

手術部位は10cm程度の傷で、傷を止める小さなテープが何個か貼ってあります。傷の部分を消毒後、その上に大きな透明の防水テープを貼っていきます。

そして、膝の周りの2か所にマジックで印をつけられました。これは、超音波をかける位置なのだそうです。

写真は手術後6日目。膝はまだ腫れています。

写真は手術後6日目..膝はまだ腫れています

回診後は、看護師さんがまた包帯を巻いていきます。

 

9:30 リハビリの開始。

看護師さんが車椅子を持って来ました。

車椅子に乗ってトイレに行く練習をして、ひとりで行けるようであれば、尿の管を抜くのだそうです。

手術部の痛みは少し良くなった感じですが、胃のほうが痛くて、できれば動きたくありません。

ですが、さっそくリハビリの開始です。

まず、高くしてあった電動ベッドの足の方を下げ、膝の冷却装置をどかします。

次に、両足をフットポンプから外します。これが大変で、膝を曲げることができないので、できるだけ前屈して精一杯手を伸ばして、足底に装着してあるフットカフを外します。

次に、両足をベッドから垂らします。その瞬間、左足に痺れたような痛みが走ります。これが結構な痛みで、しばらくの間この痛みが続きます。

左足の痛みに耐えながら、右足のみ床につきます。そして、車椅子の両脇をつかんで、体を椅子の上に移動します。

大変ですが、これもリハビリと思って、頑張ります。

車椅子用のトイレまでは、難なく移動できたので、尿の管は外してもらいました。