高位脛骨骨切り術 -入院と手術と(その9)
膝専門の整形外科病院で、『高位脛骨骨切り術』の手術を受けることを決めました。
入院、手術、リハビリなど、病院での経過(その9)です。
今回は、手術後2日目午後(手術の次の日)の様子、です。
手術後2日目午後
12時になると、昼食のため食堂に移動します。
一連の作業を行って車椅子に乗り移り、ゆっくりと食堂に向かいます。
※一連の作業については、入院と手術と(その9)をご覧ください。
胃の調子が悪いのでお粥に変更してもらいましたが、やっぱりのどを通りません。お米の種類なのかわかりませんが、お粥の味と匂いを、胃が受け付けないのです。
手術のストレスで、味覚が変わってしまったのでしょうか。
看護師さんから水分を多めにとるようにと言われていましたが、自動販売機の水も口に合わず、あまり飲むことができませんでした。
昼食が終わると、リハビリ担当の理学療法士さんが松葉杖を持ってやってきました。
松葉杖は無理して使用しなくても良いとのことなので、当分は車椅子で移動します。
そして、手術した足をCPM(持続的関節他動訓練器)という機械で曲げ伸ばしするリハビリが始まります。
今日からと言われましたが、痛くてちょっとできそうもないので明日からにしました。
とりあえず、車椅子で移動できるようになったので、ひとりでできることはやらなくてはなりません。
洗面所で歯磨きしたり、自動販売機までいって水を買ってきたり、トイレに行ったり・・。
車椅子に乗り移るたびに、左足が痛むので、できるだけまとめて用事を済ませるようにしました。
病室は4人部屋です。昨日、向かい側のベッドの方が退院して、斜め向かいのベッドの方が別の病棟に移っていました。そして、昨日のうちに一人、今日また一人と入院してきました。昨日入院した方は、今日が手術日で、一日前の私を見ているようでした。とにかく入れ替わりが早いようです。
隣のベッドの方は、2月にスキーで怪我をして、5月にやっと入院できたとのことでした。膝十字靭帯の再建手術で、10日ほどで退院できるそうです。手術の痛みもあまりないようでした。
夕食の時間になると、また食堂に移動します。食欲はありませんが、食べないと痛み止めの薬を飲めません。ちょっと食べてすぐに病室に戻り、ベッドに横になります。
体を動かすのにとても体力を使います。
術後2日目にして、これほど動きまわるとは思いませんでした。