高位脛骨骨切り術 -リハビリ、そして退院(その8)
『高位脛骨骨切り術』手術の後、リハビリ病棟でのリハビリと、退院までの経過(その8)です。
今回は、手術後4週目(25日目~28日目)の様子、です。
手術後25日目~26日目(2020年6月下旬)
膝の熱はまだあります。しばらく熱は治まらない感じです。
退院に向けて、書類を確認します。
保険会社に提出する診断書が必要なので、問診票に必要事項を記入して準備しておきます。また、職場へ提出する診断書は、別途、申込書を準備しておきます。
手術後27日目
退院も明日となりました。
理学療法士さんが病室に来て、退院後に家で行うリハビリについて説明してくれました。
①ふくらはぎ/足首のストレッチ
立った状態で両足を前後に開き、重心を前足にかけます。後ろの膝を伸ばし、踵が浮かないように注意します。10~15秒、
②膝を曲げる練習
体育座りになり、両手で足首をつかんで、踵をお尻につけるようにします。5分間行います。
③太ももの筋トレ
床に寝て足を伸ばします。膝を伸ばして、2~3秒間太ももの筋肉を硬くします。そのまま足を浮かせて10秒間キープします。5~10分間行います。
④横向きに寝た状態で、腰が開かないようにして足を肩幅に持ち上げます。そのまま10秒間キープします。5分間行います。
太ももの筋肉がつかないと、走ることはおろか歩くことも厳しそうです。
毎日、まじめに行うことが、回復への近道です。
手術後28日目
いよいよ退院です。
退院の前に、CPMと回診です。そして回診後、すぐに最後のリハビリがありました。
今日から、全荷重です。松葉杖なしで歩く許可がでました・・が、不安なので1本だけ松葉杖を借りていくことにしました。松葉杖を右手にだけ持って、歩く練習をします。膝が痛くなったときは、松葉杖に荷重を逃がします。
理学療法士さんに一本杖の長さを調整してもらい、一本杖を使って歩く練習もしました。一本杖は松葉杖に比べて荷重をかけられないので、当分は片松葉杖になりそうです。
そして、退院手続きです。
必要事項を記入した問診票と、入院前に保険会社に頼んで準備してあった「保険会社専用の診断書」を受付に提出します。支払額はもろもろ合わせて約24万円になりました。
会計を済ませて、片松葉杖で退院です。あっという間の4週間でした。
次回からは外来での診察です。
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今回の入院では、生命保険のありがたみを痛感しました。
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