やっぱり、走るのが好き!

『変形性膝関節症』って何?『高位脛骨骨切り術』って何? 膝の痛みに“おさらば”して、再び走ることを目指す“シニアランナー”のブログです。同じお悩みをお持ちの方の参考になればうれしいです。

高位脛骨骨切り術 -入院と手術と(その5)

膝専門の整形外科病院で、『高位脛骨骨切り術』の手術を受けることを決めました。

入院、手術、リハビリなど、病院での経過(その5)です。

今回は、いよいよ入院、です。

 

入院(2020年5月下旬)

手術日の前日午後に入院です。付き添いは妹に頼みました。

午後1時30分頃に受付をして、「フットポンプ」用の「フットカフ(足底用)」を購入しました。「フットポンプ」は、空気圧式のマッサージ器で、血栓予防のため手術後に使用します。両足分で16480円でした。

 

フットポンプ

フットポンプ

 

受付後、リハビリ室に移動です。

最初に現在のひざの状況などを問診票に記入しました。

その後、ひざが曲がる角度を測りました。体育座りをして膝をどのくらい曲げられるか確認するのですが、左足は踵と太ももの間で10センチくらい開きがありました。痛みがない右足はぴったりつきます。

次は、歩き方を確認します。5メートルくらいを往復し、時間を計測します。こちらは特に問題ありません。

 

最後に、手術後に使用する「松葉杖」と「車椅子」の使い方を教わります。

松葉杖を使うコツは、脇で支えるのではなく、肘を絞って腕で支え、ハの字になるように斜め前にだします。

松葉杖では、片足だけついて歩く方法と、両足をついて歩く方法を教わりました。

片足だけついて歩く方法は、良いほうの足と松葉杖を交互に前に出して歩きます。

両腕で体を支えるので、とても疲れます。

両足をついて歩く方法は、悪いほうの足と松葉杖を同時について歩きます。

片足だけついて歩くより楽で、バランスがとり易くなります。

車椅子は、手術後にトイレなど狭い場所も利用するので、その場で回転できるように練習しました。

また、乗り降りするときにはブレーキをかけて、足を乗せる板を上げるように、注意が必要です。

 

リハビリ室での説明が終わると、いよいよ病棟に移動です。今日は4名が入院します。

病室に入る前に、食堂で患者と付き添い全員一緒に、手術や入院中の説明がありました。

コロナウイルスの影響で面会は不可。洗濯物、着替え、差し入れなどの家族とのやり取りも、すべて看護士さんを仲介することになります。手術当日の付き添いも、麻酔から覚めたら帰っても良いということでした。

手術翌日は、食朝はベッドでとり、朝の回診後は車椅子での移動が可能になります。

なので、昼食からは食堂に移動します。そんなに早く動けるのか?驚きです。

手術は明日11時30分開始予定となりました。

 

説明が終わると患者は病室に移動、家族はいったん帰宅しました。

病室は4人部屋で、もうすでに3床がうまっていました。病室に入ると、さっそく採血と検温、血圧の測定などのチェックです。

そして、今日の21時以後は絶食です。

慣れないベッドで、落ち着かない夜になりました。