やっぱり、走るのが好き!

『変形性膝関節症』って何?『高位脛骨骨切り術』って何? 膝の痛みに“おさらば”して、再び走ることを目指す“シニアランナー”のブログです。同じお悩みをお持ちの方の参考になればうれしいです。

高位脛骨骨切り術 -リハビリ、そして退院(その6)

『高位脛骨骨切り術』手術の後、リハビリ病棟でのリハビリと、退院までの経過(その6)です。

今回は、手術後3週目(15日目~21日目)の様子、です。

 

手術後15日目(2020年6月中旬)

平熱です。

今日から、松葉杖を使って左足に体重の1/3の荷重をかけて歩きます。車椅子は卒業です。

リハビリでは、松葉杖で体を支えながら左足を体重計に乗せて、15~20キロの間になるように荷重をかける練習をします。その時に腕かかる力の加減を覚えておきます。大体の感じをつかんだところで、松葉杖を使って歩く練習をします。左足と松葉杖を同時について歩きます。1/3荷重とはいえ、両足をついて歩くのはバランスがとり易く、とても楽です。

歩く練習の他には、1キロのウエイトを使って、太ももを鍛える筋トレをしました。

 左足に荷重をかけることができるようになり、これで「フットポンプ」と「弾性着圧ソックス」はお役御免になります。やっとスッキリしました。「フットポンプ」が取れて足を動かしやすくなったのは良いのですが、夜に寝返りをしたときに痛みで目を覚ましてしまうことが増えてしまいました。

 

手術後16日目~17日目

松葉杖を使うときの、立ち上がりの痛みは、ほぼ無くなりました。

ただ、久しぶりに足をついて歩いたせいか、すねが少し痛くなってきました。今まで使っていなかった部分が、筋肉痛になったようです。

 傷に貼ってあるテープが少しずつはがれてきています。テープは端から少しずつはがれていって、いつのまにか取れてしまいます。このテープを無理にはがすと、一緒にカサブタまではがれてしまい黴菌が入る可能性もあるので、自然にはがれるのを待ちます。12枚あったテープが8枚まで減りました。 

テープが自然にはがれるのを待ちます

テープが自然にはがれるのを待ちます

手術後18日目~21日目

膝の痛みも少し楽になってきました。ただ、触ると熱を持っていて、腫れもまだあります。すねの痺れたような感覚はまだあります。膝裏のあざはだいぶ薄くなってきました。

 リハビリで、膝の曲げ伸ばしをしますが、何度か曲げ伸ばしをすると、踵が太ももの裏につくようになってきました。筋トレも、ウエイトを使って太ももの前と横を鍛えます。ウエイトの重さが増えたのか、次の日は軽い筋肉痛になります。

 一日のルーティンが、3食の他は、回診、CPM、シャワー、洗濯、リハビリ、昼寝、です。痛みがあるときは、それだけでも一日が短く感じられていましたが、痛みが薄れてくると逆に長く感じるようになります。だんだん暇を持て余すようになってきました。

 

退院は1週間後と決まりました。