高位脛骨骨切り術 -退院から1週間
高位脛骨骨切り術』を受けて、2020年6月下旬(手術後4週間)に退院しました。
退院してからの1週間の様子です。
6月下旬に退院してから3日間は、自宅で過ごしました。
自宅内では杖は使わずにびっこを引きながら壁などを伝って歩いていました。歩くと膝の外側に痛みがあります。
食事の用意や洗濯、掃除をしていて立っている時間が長くなると、しだいに膝やふくらはぎがむくんで痛くなってきます。膝を曲げるのが苦しくなるので、動いては足を高くして横になり、少し痛みが治まったら動き・・・の繰り返しで、何とか一日を過ごしていました。
退院してから4日たってやっと外出する気になり、近所のスーパーに買い物に行ってきました。
いつもなら片道7~8分ですが、片松葉杖でゆっくり歩いたので15分かかりました。帰りには購入した品物を持って、片松葉杖でバランスを崩して転ばないように気を付けて歩いたので、体力的にも精神的にも疲れました。
家の中で過ごすのはだいぶ楽になってきていましたが、外出するとなると思っている以上に体力を消耗します。
夜になってすねに痛みが出てきました。久しぶりに30分以上歩いたので、筋肉痛になったのでしょうか。
翌日には、一本杖で買い物に行きましたが、5分くらい歩くと膝に痛みが出て途中で立ち止まってしまうことがありました。まだ、一本杖を使うには早いようで、しばらくは松葉杖を使ったほうが良いようです。
月が替わり、7月1日から出勤です。
片松葉杖で電車に乗ります。階段は両足を揃えながら一段ずつ昇り降りするので、とても周りのペースに合わせることができません。駅では階段は使わずに、遠回りしてエレベーターで行けるルートにしました。
松葉杖で電車に乗るのは結構大変です。片松葉杖の場合はあいている方の手でどこかにつかまることができますが、それでも電車が揺れると不安定で倒れそうになります。電車の中でずっと立ちっぱなしだと足がむくんで痛くなってきます。最初は電車に乗るのが不安でしたが、松葉杖を見ると席を譲ってくれる方が多くて、とても助かりました。
電車に乗って、歩いて、仕事をして、久しぶりに足を酷使しました。帰宅する頃には足はパンパンにむくんで苦しくなり痛みもでてきましたが、何とか一日を乗り切ることができました。