やっぱり、走るのが好き!

『変形性膝関節症』って何?『高位脛骨骨切り術』って何? 膝の痛みに“おさらば”して、再び走ることを目指す“シニアランナー”のブログです。同じお悩みをお持ちの方の参考になればうれしいです。

1999年サンアントニオマラソンの旅(その4)-サンアントニオ編

20年前のマラソン旅行、今回は「サンアントニオ編」です。

いよいよ、サンアントニオへ出発する日がやってきました。

 

f:id:izayoi_no_tsuki:20201122170219j:plain

 

サンアントニオに向けて出発

ラソン大会の2日前、いよいよサンアントニオに向けて出発です。

出発前に妹の息子と娘(私の甥と姪です)が、応援の旗作りをしていて、出発の時間が少し遅くなってしましました。

ラレードからは州間高速道路35号線でサンアントニオに向かいます。高速道路といっても料金はかかりません。

ラレードの街外れを過ぎると、建物がほとんどない牧草地になり背の低い木々が道路沿いに見えるようになります。広大な土地に牛や馬を放牧している牧場もあります。窓の外を眺めていて大きな石が転がっていると思ったら、アルマジロでした。アルマジロテキサス州の「州の動物」ということもあり、よく見かけます。 

f:id:izayoi_no_tsuki:20201125225255j:plain

アルマジロ

途中セカンドボーダー(第2の国境)と呼ばれている国境警備隊のチェックポイントを通過しました。

当然メキシコとの国境にも“アメリカ合衆国税関・国境警備局”の検問所はありますが、国境近くの主要道路にも内部検問所があります。踏切の遮断機のような感じで通り抜けできないようになっていて、横にカウボーイハットをかぶりライフル銃を持った警備員が立っています。日本国内では考えられない光景です。

 

高速道路を走っていても日本のような立派なサービスエリアはありません。高速道路を降りて、お店に立ち寄ったりトイレ休憩をしたりして、サンアントニオのホテルに到着したときは、すでに暗くなっていました。

ホテルはマラソン大会のスタート&フィニッシュ地点のすぐ近くで、窓からはアラモドームも見えました。

 

サンアントニオの街

テキサス州では、カウボーイハットやカウボーイブーツを街中でよく見かけます。まるで西部劇のような雰囲気があります。サンアントニオでも警察官が普通にカウボーイハットをかぶっていました。

ホテルで朝食をとった後、川沿いの遊歩道を散歩しました。サンアントニオはリバー・ウォークでも有名で、中心街を流れるサンアントニオ川に沿って遊歩道があります。水路沿いにはレストランやカフェが並び、ボートツアーも楽しめます。 

f:id:izayoi_no_tsuki:20201125225525j:plain

 

受付け会場

大会前日にマラソン大会の受付け会場に行きました。受付け会場となっているのはホテルから車で5分(歩いて約20分)のヒストリック・マーケット・スクエアにある芸術センター(Centro de Artes)です。

ヒストリック・マーケット・スクエアはメキシコの魅力を堪能できる商店街で、メキシコ民芸品店やメキシコ料理店などのカラフルな建物が軒を連ねています。ソンブレロをかぶったマリアッチ風の楽団がメキシコ音楽を演奏していたり、大道芸人がパントマイムをしていたりと、通りを歩いているだけでも十分楽しめます。ケーナの笛の音が特徴的なアンデス音楽もどこからか流れてきます。

f:id:izayoi_no_tsuki:20201125225557j:plain

ヒストリック・マーケット・スクエアで買ったお土産

受付け会場で参加登録をして、イベントプログラムやTシャツ、飲み物などが入っているパッケージを受け取ってきました。妹の息子と娘たちも1/4マイル(約400m)の未就学児キッズランに参加するので、同じパッケージを受け取って大はしゃぎです。 

f:id:izayoi_no_tsuki:20201125230149j:plain

イベントプログラム

賞金が出るのです

アメリカに限りませんが、副賞として賞金が出るマラソン大会が結構あります。

プログラムをよく見ると、サンアントニオラソンでも賞金が出るようです。表彰は年代別に5歳刻みで5位までですが、賞金は男女総合の1位に$1000、2位に$500、3位に$250、4位に$125、といった具合です。 

f:id:izayoi_no_tsuki:20201125230402j:plain

賞金

 

いよいよ明日は大会本番。ヒストリック・マーケット・スクエアで聞こえていた素敵な音楽が頭の中で反芻されて、気持ちも高ぶってきます。

 

(その5)へ続きます。