「OneDriveは90%いっぱいです」って何ですか?
7月にWindows10のパソコンを購入して4カ月が過ぎた頃、思いもかけず「OneDriveは90%いっぱいです」のメッセージが表示されるようになりました。
OneDriveなんて全く気にもしないでパソコンを使っていたのですが、「90%いっぱいです」はやっぱりマズイのだろうなと思い、解決策を探ることにしました。
まずはOneDriveについてのおさらい
OneDriveは、Excel、Wordや写真、動画などのファイルをオンライン(クラウド)上に保存できるサービスです。Microsoftアカウントがあれば、無料で5GBまでのデータを保存することができます。
パソコンとスマートフォン・タブレットなどでファイルを共有することができ、パソコンが壊れたときには、OneDriveに保存してあるデータを復活することができます。
OneDriveに自動的に保存されるデータ
パソコンのファイルエクスプローラーでOneDriveフォルダの中を見てみると、既に「デスクトップ」、「ドキュメント」、「ピクチャ」、「個人用Vault」の4つのフォルダが入っていました。
これはPCの中にある「デスクトップ」、「ドキュメント」、「ピクチャ」と同じで、この3つのフォルダ内にあるデータが自動的にOneDrive内に保存されるようです。
※「個人用Vault」はクラウド上にのみ存在する、セキュリティが高いフォルダです。
OneDriveをどう使うのか
OneDriveを使わない場合は無効にする方法もあるようですが、できるだけ有効利用したいと思います。
OneDriveを無料で使用するには、保存するデータを5GB以下にしなければなりません。つまり、PC内の「デスクトップ」、「ドキュメント」、「ピクチャ」フォルダに保存してあるデータを5GB以下にする必要があるということです。
データを5GBに抑えるために、この3つのフォルダには必要なデータのみを保存することにします。
とりあえず、パソコンが壊れたときのために重要なデータを保存したいと思います。それから、スマートフォンともデータを共有できるので、外出先で見たいデータも保存しておくことにします。
それ以外のデータは、「デスクトップ」、「ドキュメント」、「ピクチャ」以外のフォルダに移動します。
※有償で良ければ、手っ取り早くOneDriveの容量を増やすことができます。
OneDriveの空容量を増やす
①OneDriveからデータを移動します
OneDriveに保存しておきたいデータを除き、「デスクトップ」、「ドキュメント」、「ピクチャ」フォルダ内のデータを下記のフォルダに移動します。
PC>OS(C:)>ユーザー>[ログインユーザー名]>Documents
※うまく移動できない場合は、パソコンを再起動します。
②OneDriveのゴミ箱を空にします
OneDriveをオンラインで表示します。
ゴミ箱を表示して、「ゴミ箱を空にする」をクリックします。
③Documentsフォルダのショートカット作成
移動したデータにアクセスしやすいように、Documentsフォルダのショートカットをデスクトップに作成しておきます。PC>OS(C:)>ユーザー>[ログインユーザー名]内のDocumentsフォルダ上で右クリックして、送る>デスクトップ(ショートカットを作成)をクリックします。
Documentsフォルダの空容量はいかに
データはとりあえず「デスクトップ」に保存していたので、それがOneDrive上の空き容量がすぐに減ってしまう原因になっていたようです。
「デスクトップ」に保存すると自動的にOneDrive上にも保存されてしまうので、今後は、重要なデータ以外はできるだけDocumentsフォルダ内に保存することにします。
データを移動してOneDriveの「ご利用のストレージ」を見ると、4.5GB使用/5GB(90%)から4.18GB使用/5GB(83%)になっていました。
まだまだOneDrive上のデータは多いですが、これで少しは減量できたようです。
めでたし、めでたし。