やっぱり、走るのが好き!

『変形性膝関節症』って何?『高位脛骨骨切り術』って何? 膝の痛みに“おさらば”して、再び走ることを目指す“シニアランナー”のブログです。同じお悩みをお持ちの方の参考になればうれしいです。

高位脛骨骨切り術_抜釘手術を受けました(その6)

変形性膝関節症と診断されて「高位脛骨骨切り術」を受けてから1年になります。

先日、骨切り術で挿入したプレートとボルトを除去する抜釘手術を受けました。

今回は、手術の翌々日、退院後の様子です。

 

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<手術後2日目>退院

今回は抜釘手術と、膝の様子を見るために関節鏡視下手術も同時に行いました。そのためまだ膝周りに腫れが残っていて、膝を曲げるのが少し苦しい感じがします。膝の痛みはほとんどありませんが、太ももを上げるような動きをすると傷口が痛みます。

帰宅途中で、スーパーによって食料品などの買い物をしましたが、平坦なところは松葉杖なしでも歩くことができました。去年の骨切り術の退院時よりはかなり楽です。

ただ、夕方になっても吐き気と頭痛はまったく治まる気配がありません。

食欲はありませんでしたが、退院時に看護師さんから「抗生剤」は必ず飲み切るようにと念を押されていたので、何とかエネルギーゼリーを胃に入れて、処方された痛み止めと抗生剤を飲みます。

 

<手術後3日目>

朝方の体温は37.1℃。少し熱があります。

動くと少し傷口が痛みますが、膝の痛みはほとんどありません。膝も曲がるようになってきました。

吐き気と頭痛は少し治まってきました。食欲はまだありませんが、いつもの半分くらいは食べることができました。処方された痛み止めと抗生剤は今日で終了です。

 

<手術後4~6日目>

体温は37.0~37.3℃。まだ少し熱があります。

傷口の痛みも少し良くなって、膝の曲がり具合も戻ったような気がします。

吐き気と頭痛はほとんど治まりました。吐き気が治まってきたからか、今度はのどの痛みが気になります。麻酔の影響のようです。

6日目には、片松葉杖で通勤です。階段は避けてエレベーターを使いました。

 

<手術後7~8日目>

体温は36.8℃で、やっと平熱に戻りました。

7日目は片松葉杖で、8日目は一本杖で通勤です。 

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階段は、下りは杖なしで行けますが、上るときには少し傷口が痛むので杖で支えながら上がります。平坦なところは杖なしでも歩けます。

歩き方はだんだんスムーズになってきました。

 

高位脛骨骨切り術_抜釘手術を受けました(その5)

変形性膝関節症と診断されて「高位脛骨骨切り術」を受けてから1年になります。

先日、骨切り術で挿入したプレートとボルトを除去する抜釘手術を受けました。

今回は、<4日目>退院日の様子です。

 

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6:00 検温と血圧測定

体温は36.9℃です。いまだ吐き気と頭痛があります。手術部位の痛みは2くらいです。

麻酔の影響で、のどの痛みもまだあります。

 

7:30 朝食

吐き気で食欲がありません。ご飯は2口くらい、味噌汁だけ飲みほします。

 

8:30 回診

処置はとくにありません。1週間後に外来で診察、抜糸の予定です。

回診後すぐにリハビリ担当の理学療法士さんが来て、膝の曲がり具合を確認します。

まだ腫れているので、完全には曲がりません。

松葉杖は1本返却します。不安なので松葉杖を1本だけ借りていくことにしました。

 

9:30 退院

いよいよ、退院手続きです。

支払額は入院費59,900円になりました。そのほか、松葉杖保証金5,000円です。

会計を済ませて、片松葉杖で退院です。あっという間の4日間でした。次回は外来での診察です。

 

高位脛骨骨切り術_抜釘手術を受けました(その4)

変形性膝関節症と診断されて「高位脛骨骨切り術」を受けてから1年になります。

先日、骨切り術で挿入したプレートとボルトを除去する抜釘手術を受けました。

今回は、<3日目>手術翌日午後の様子です。

 

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12:00 昼食

午前中は胃の調子がイマイチでいつしか眠ってしまい、目覚めたときは12時20分でした。

12時から昼食だったので、看護師さんが呼びに来くれました。大失敗です。

胃の調子も良くなったようで、昼食は完食でした。

 

15:00 検温と血圧測定

体温は37.1℃です。微熱で、頭痛もあります。

16:00 レントゲン

手術後のレントゲン検査です。片松葉で移動します。

 

16:40 リハビリ

リハビリ担当の理学療法士さんが再度病室にやってきました。

退院に向けて、階段の昇り降りを練習します。

昇るときは良いほうの右足から一段昇り、左足を引き上げて右足に揃えます。一段ずつゆっくりと昇ります。降りるときは手術した左足から降ろして、続けて右足を降ろして揃えます。どちらにしても「良いほうの足が上」になっていればOKです。

その後、椅子に腰かけて、両脚を揃えて立ち上がれるかを確認します。これができないと、階段を片足ずつ普通に昇り降りすることは無理ということでした。膝の腫れが引くまでは難しい感じです。

 

18:00 夕食

次第に胃の調子が悪くなってきていて、痛みと吐き気が出てきました。

昼食を完食したものの、消化できていない感じです。

夕食はほとんど食べることができませんでした。

 

19:00 検温と血圧測定

体温は37.2℃です。相変わらず微熱で、頭痛もあります。

看護師さんが、アイスノンを持って来てくれました。

頭を冷やすと少し楽になります。

 

明日は無事退院できるのでしょうか・・・。

 

高位脛骨骨切り術_抜釘手術を受けました(その3)

変形性膝関節症と診断されて「高位脛骨骨切り術」を受けてから1年になります。

先日、骨切り術で挿入したプレートとボルトを除去する抜釘手術を受けました。

今回は、<3日目>手術翌日午前の様子です。

 

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3:00 腰と背中の痛み

夜中に腰や背中が痛みだしました。

左脚は膝が動かないように添え木のようなもので固定されていて、太ももからふくらはぎまで包帯でぐるぐる巻きになっています。

そんな左足を座布団の上に乗せているので、寝返りを打つもの一苦労です。

タオルケットを背中に挟んでみたり何とか横向きになったりしましたが背中の痛みが治まらず、朝方はあまり眠ることができませんでした。

 

5:30 採血

6:00 検温と血圧測定

体温は37.2℃です。微熱です。少し頭痛もあります。手術部位の痛みは2くらいです。

 

6:30 尿の管を外す

尿の管を外してもらうと、体がかなり楽に動かせるようになりました。

太ももからふくらはぎまでぐるぐる巻きになっている包帯を取って添え木を外します。

それから足をタオルで拭いてもらって、手術部位にだけ包帯を巻きなおします。

右足に履いていた血栓予防の白いストッキングは、今度は左足に履きます。

 

7:30 朝食

食堂で朝食です。松葉杖で移動します。

朝は胃の痛みは無く、普通に食事をとることができました。

内服薬として、痛み止めの「カロナール」と抗生剤の「フロモックス」が処方されました。これを毎食後に飲みます。

 

8:30 回診

回診で担当の先生が来て、傷の部分を消毒します。手術部位は前回と同じくらい10cm程度の傷です。

膝の横は30年前に手術した部分の皮膚が薄くなっているので、2~3針縫ったということでした。膝からすねの部分は、傷を止める小さなテープが何個か貼ってあります。

その上に大きな透明の防水テープを貼っていきます。

これで終了です。包帯は巻きません。

 

【閲覧注意です】

手術後の写真です。

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9:20 リハビリ

リハビリ担当の理学療法士さんが病室にやってきました。

膝の曲がり具合を確認します。腫れが少しあるので、まだ完全には曲がり切りません。

片松葉杖で歩く練習をします。全荷重をかけてもOKなので、松葉杖なしで少し歩いてみます。足を動かすと傷口が痛むので、松葉杖なしは少し不安です。

とりあえず、退院までは片松葉杖で移動することにします。

 

リハビリ後しばらくすると、なんとなく胃の調子が悪くなってきて、横になっているといつしか眠ってしまいました。

 

高位脛骨骨切り術_抜釘手術を受けました(その2)

変形性膝関節症と診断されて「高位脛骨骨切り術」を受けてから1年になります。

先日、骨切り術で挿入したプレートとボルトを除去する抜釘手術を受けました。

今回は、<2日目>手術日の様子です。

 

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手術前の準備

6:00 検温と血圧測定

体温は平熱36.6℃です。血圧も異常なし。

8:30 回診

9:00 これから絶飲

12:50 着替え

厚手の浴衣のような手術着に着替えます。手術着の下はTシャツを着ます。

右足にだけ血栓予防の白いストッキングを履きます。

13:00 点滴開始。

手術が予定より30分ほど早まるようで、点滴も30分早く始まりました。左手の甲に点滴の針を入れます。

付き添いの妹が到着しました。

 

いよいよ手術です

14:00 検温と血圧測定

体温は37.0℃です。手術着を着たせいかちょっと体温が高め。血圧は異常なし。

14:30 手術室へ

シャワーキャップのような帽子をかぶり、点滴を押して歩いて行きます。

手術室の前で、名前と生年月日、手術部位を確認されます。

スリッパをはき替えて手術室に入ります。

点滴は看護師さんが持って、一緒に手術台まで向かいます。踏み台を使って手術台に上がり横になります。

血圧計や心電図計などを装着、最後に麻酔のマスクを着けられます。深呼吸2回目で意識が薄れていきました。

 

手術が終わりました

15:30 病室に戻ったのがこの頃。

16:30 麻酔から完全に醒めたのがこの頃。

付き添いの妹に時間を聞くと、「時間を聞かれるのは3回目」と言われました。

前回の手術の時も同じ事を3回聞くということがあったので、今回はしないようにと思っていたのですが・・・。

気が付いた時には、左腕に点滴、そして尿の管が入っていました。前回の手術の時と比べて、繋がっている管が少ないのでとても楽です。手術部位の痛みもほとんどありません。一番痛いのを10とすると2~3くらいでしょうか。

18:00 飲食の許可

前回の手術ときは食べ過ぎて夜中に胃が痛くなったので、今回はプリンとエナジーゼリーなど消化の良いものにしました。麻酔の影響で、のどの痛みが少しあります。

19:00 検温と血圧測定

体温は36.8℃です。

22:00 点滴終了

左手の甲に刺さっていた針が無くなって、動きがとても楽になりました。

 

高位脛骨骨切り術_抜釘手術を受けました(その1)

変形性膝関節症と診断されて「高位脛骨骨切り術」を受けてから1年になります。

先日、骨切り術で挿入したプレートとボルトを除去する抜釘手術を受けました。

今回は、<1日目>入院日の様子です。

 

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いよいよ入院

手術日の前日に入院しました。

入院から手術までの流れは前回の手術「高位脛骨骨切り術」とほぼ同じです。

13時頃に入院の受付けを済ませた後、リハビリ室で膝の現状確認と松葉杖の説明がありました。

まず、現在の膝の状況などを問診票に記入し、体育座りをして膝をどのくらい曲げられるかの検査と歩き方を確認されます。

その後、松葉杖を使って、片足だけついて歩く方法と両足をついて歩く方法を練習します。

 

手術と入院についての説明

14時頃に入院病棟に移り荷物を病室に置いた後、食堂に移動します。

今日入院する患者は私を含めて4名で、患者とその付き添い全員一緒に看護師さんから手術と入院についての説明を受けました。

私の手術は3番目で15時からです。

手術名は、「高位脛骨骨切り術後抜釘術+関節鏡視下手術」です。

説明が終わると患者は病室に移動、家族はいったん帰宅となります。

  

落ち着きません

病室に戻ると麻酔科の先生がやってきて、明日の麻酔の説明がありました。

前回の手術では硬膜外麻酔(腰にチューブを入れて麻酔薬を注入)をしましたが、今回は行いません。全身麻酔のみです。

その後、レントゲン撮影、検温と血圧測定などのチェックがあり、なかなか落ち着きません。

18時に食堂で夕食をいただきました。

21時からは絶食です。次の食事は手術後で、明日の18時頃でしょうか。