高位脛骨骨切り術 -入院中の裏話
『高位脛骨骨切り術』を受けました。
今回は、入院中の患者さん仲間の、入院にまつわるお話です。
1)人工関節置換術で入院した患者Aさんのお話
人工関節置換術で入院していますが、その前にも病気で入院していました。
病気というのは、口蓋垂(のどちんこ)の横にできた、悪性リンパ腫です。
咳、のどの渇き、飲み込みにくいなどの症状が出て耳鼻科に行くと、すぐに別の病院を紹介されました。
その病院ですぐに病気の告知をされましたが、その時は心の準備ができていなくて受け止めきれず、後になって泣けてくるという状況でした。
20回の放射線治療を行いました。副作用で、髪が抜けて半分坊主のようになりました。そして、半年くらい鋳物のような匂いが続いて食欲がなくなり、かなりやせました。
現在は、寛解の状態で、定期的に検査しています。
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雑談のなかで、このお話をサラッとされました。
大変な病気を経験してなお膝の手術も受けるという、とても前向きな方です。
2)人工関節置換術で入院した患者Bさんのお話
人工関節置換術は2回目で、前回とは別の足を手術しました。約3週間の入院です。
手術後3日間は尿管を入れたままなので、あまり自由に動けません。そのため手術時には、3泊4日ほど家族が付き添います。尿管を外したら歩行器を使って歩き、手術して1週間後には1本杖で歩けるようになります。
膝の曲げ伸ばしのリハビリは結構大変です。140度くらい曲がるようになると、自転車にも乗れるので、それがひとつの目標です。
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皆さん前向きです。人工関節置換術は両足を手術する方が多いようです。
3)骨切り術で入院した患者Cさんのお話
別の病院に、ヒアルロン酸を注射しに通っていましたが、改善の兆しもないので行くのをやめました。この病院では、手術の話は全くありませんでした。
その後、膝の痛みがひどくなったので、この病院に来ました。ここでは骨切り術を勧められ、すぐに手術することを決めました。関節に壊死している部分もあって、自分の膝関節内の骨移植もしました。
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骨壊死まで症状が進んでいるとなると、だいぶ痛みもあったのではないでしょうか。
症状がなかなか改善しなときは、セカンドオピニオンも必要ですね。